グリーンファームの今年の募集価格が週末に発表されました。今年は募集馬の発表から価格の発表まで昨年と同じ日程間で進行していることから、順調に作業が進んでいると考えて良さそうです。以下、先に実施しした募集価格予想の結果と併せて、今回発表された募集価格を示します。
馬名 | 基本 | 牡牝 | 種付 | 人気 | 母馬 | 兄姉 | 端数 | 予想 価格 |
発表 価格 |
誤差 |
モンシュシュの2018 | 1000 | 200 | 500 | 0 | 200 | -100 | 0 | 1800 | 2400 | 600 |
リリーアメリカの2018 | 1000 | 200 | 800 | 0 | 300 | 0 | 0 | 2300 | 2400 | 100 |
アースサウンドの2018 | 1000 | 0 | 400 | 0 | 250 | 0 | 50 | 1700 | 2000 | 300 |
トゥルーストーリーの2018 | 1000 | 0 | 250 | 0 | 0 | -100 | 50 | 1200 | 1000 | -200 |
アイアムルビーの2018 | 1000 | 0 | 700 | -100 | 200 | 100 | 0 | 1900 | 1600 | -300 |
アースグリーンの2018 | 1000 | 0 | 600 | -100 | -100 | 200 | 0 | 1600 | 1400 | -200 |
レースウィングの2018 | 1000 | 0 | 400 | 0 | 100 | 250 | -50 | 1700 | 1400 | -300 |
オールドパサデナの2018 | 1000 | 200 | 250 | 0 | 250 | -200 | 0 | 1500 | 2000 | 500 |
ツルマルオトメの2018 | 1000 | 0 | 100 | 0 | 200 | 100 | 0 | 1400 | 1500 | 100 |
ブルーモントレーの2018 | 1000 | 200 | 250 | -100 | 100 | 0 | -50 | 1400 | 1200 | -200 |
デザートオブムーンの2018 | 1000 | 0 | 250 | 0 | 100 | -100 | -50 | 1200 | 1400 | 200 |
クーデンビーチの2018 | 1000 | 0 | 250 | -100 | -100 | 200 | -50 | 1200 | 1400 | 200 |
スルーレートの2018 | 1000 | 0 | 250 | -50 | 250 | 250 | 0 | 1700 | 1000 | -700 |
マンハッタンフィズの2018 | 1000 | 0 | 300 | -100 | 0 | 300 | 0 | 1500 | 1200 | -300 |
ノーブルリーズンの2018 | 1000 | 0 | 60 | 0 | 100 | -100 | -60 | 1000 | 1000 | ±0 |
レイヨンヴェールの2018 | 1000 | 200 | 150 | -50 | 100 | -100 | 0 | 1300 | 1600 | 300 |
ゼマティスの2018 | 1000 | 200 | 150 | -50 | -100 | 100 | 0 | 1300 | 1200 | -100 |
ネーラペルレの2018 | 1000 | 200 | 120 | -50 | 100 | -200 | -70 | 1000 | 特別 | – |
オープンユアアイズの2018 | 1000 | 0 | 50 | -50 | 0 | 0 | 0 | 1000 | 1000 | ±0 |
全体的な印象としては極端に外した募集馬が少なく、平均値は概ね一致していますので、相場観としては悪くなかった印象です。今後は、予想価格と発表価格が大きく乖離した募集馬に着目しつつ出資馬を絞って行くことになりますが、取り敢えず今回は目立ったところをコメントしておきます。
まず、予想価格よりも著しく高い方向に乖離したのがモンシュシュの2018とオールドパサデナの2018です。但し、モンシュシュの2018については相場観として3,000万円まであると考えていましたので、何方かと言うとお手頃に募集された印象です。さりとて、「極端な安価」とまでは言えませんので、「明らかな訳あり」を懸念する必要も無さそうです。
一方、オールドパサデナの2018については兄姉に実績が無い割に強気の値付けですので、これは本仔の出来が明らかに優れていると考えて良さそうです。
反対に、予想よりも遥かに安価に募集されて来たのがスルーレートの2018です。母と兄姉の実績が十分あるのにこの価格で募集されるには、「何らかの訳あり」を想定するべきですが、それでも1,000万円の募集価格ならば、多少の懸念材料は黙って飲み込めるレベルだと思います。
またネーラペルレの2018については募集価格が示されていないことから、2年連続の「無償の特別提供馬」になるものと考えて間違いないでしょう。募集ルールが昨年と同じになるのか、今後の発表を注視して行く必要があります。
以下、今回の募集価格発表を受けての自分の注目馬を示します。
◎:ネーラペルレの2018
○:モンシュシュの2018
▲:スルーレートの2018
注:ツルマルオトメの2018
△:トゥルーストーリーの2018
穴:オールドパサデナの2018
今年は3頭出資する予定でいるのですが、上位2頭は殆ど確定してしまった感があります。一方で、3位以下はクーデンビーチの2018,アースグリーンの2018まで含めて横一線の状況なので、最終判断には厩舎(東西分け)が大きく影響する見込みですが、なんとなく、今年も西高東低になりそうな嫌な予感がしてなりません..。😰