1/12、中山8R・1勝クラス(ダート1200)に愛馬アメリカンツイストが出走し、全てが噛み合った理想的な展開から完勝してくれました。
今日は所用により現地応援どころがリアルタイムでの観戦もすることが出来ず、グリーンチャンネルを録画してレース結果を確認することになりました。パドックの様子は極短時間しか映りませんでしたが、何時もの首を曲げる仕草はなく、妙に落ち着いて周回をしているように見えました。
課題のスタートも本仔としては十分及第点の内容で決めることが出来ました。実質的には半拍程度の遅れがありましたが、直ぐに行き脚がついて2番手集団を確保する形になりました。自分の予想では一旦後方まで下げないと自由な競馬が出来ないと考えていたのですが、このレースは先行馬5頭が横一線で争うようにポジションを取りに行ったことからアメリカンツイストとしては理想のハイペースになった上に、ばらけた展開となったことで6~7番手のポジションながら前の開いた自由な競馬をすることが出来ました。
このまま3角では先行集団後ろの6番手に進出し、ここから外に出すものと思ったのですが、鞍上の北村騎手は内を突く競馬を選択しました。結果的にこれが好騎乗で、コーナを上手に捌いて4角出口から前を割って進路を確保したところで勝利を確信しました。ここで、2着馬のハルメキとの叩き合いを制することが出来た要因はこの進路取りにあったと考えて間違いありません。アメリカンツイストの1つ前のポジションから外に出したハルメキに対して、経済コースをキープ出来たことが勝敗を分けた要因であったと思います。
記録的には6番手から上り最速の37.3の脚を使い、2着に0.4秒の差を付けての勝利ですから、これはもう完勝と言うよりありません。もちろん、本レースに付いて「展開に助けられての勝利」と言う評価はあると思いますし、実際に間違っているとも思いません。しかし、アメリカンツイストとしては「展開の利が得られずに惜敗」のレースが続いており、展開に恵まれさえすれば勝利は手の届くところにあったワケです。要は「何時か来るはずの展開の運が今日やっと向いて来た」と言うことであり、これはフロックでの勝利ではなく、飽く迄も順番であったと思います。
そしてその背景には、去勢の判断を含めた陣営のマネージメントがあったと思います。今回、2年ぶりの勝利を上げることが出来ましたが、この間に馬の力は着実に上がって来ています。そして、父ストロングリターンの実績からすれば、ここからの成長力も期待できます。取り敢えずもう少し序盤を改善出来れば、更に時計を詰めることも出来るでしょう。昇級しても十分に戦えるものと考えています。
次走については明らかにされていませんが、有力候補は2月末の中山ダート1200だと思います。只、個人的にはそろそろもう1度、芝を試して欲しいとも思います。母系は明らかに芝向きの血統ですし、今日のシンザン記念ではアメリカンツイストと類似配合のプリンスリターンが惜しい競馬で2着に入っています。アメリカンツイスト自身、芝で走った2走は1800Mであり、これは距離が長すぎた可能性が高いと考えています。今の成長状態で距離を1400M~1600Mに見直せば、楽しみな結果が得られるかもしれません。
コメント
macKyさん、御無沙汰しております。
アメリカンツイストの優勝おめでとうございます!
北村騎手の4コーナーからのインを突いた捌きも見事でしたし、それに応えて
上がり最速で差し切ったアメリカンツイストも強い競馬でしたね。
まだまだレース内容(特に前半)に改善の余地がありますし、成長力にも
期待出来そうなので、今後が楽しみですね。
SHIMさん、お祝いのお言葉ありがとうございます。
丸2年空けての勝利となり、喜びもひとしおです。
尤も、この2年間で15走もして、その2/3で掲示板を確保してくれており、一口馬主としても大いに楽しませてくれました。この体の頑強さこそ最大の長所であり、正に無事これ名馬です。
そう言う意味ではSHIMさんと共通の出資馬であるスターリーパレードも、個人的には同じ匂いを感じています。こちらは昨1年間で11走もしてくれており、その体の丈夫さはアメリカンツイストの上を行っています。こちらも使いながら力を付けてもらって、2勝目を上げてくれればと思います。
そして、残る問題はアルジェンタータですが、こちらは16(木)に新装の姫路で出走する様です。GFのサイトでは17日(金)とされているのですが、出走確定していますので16日が正解だと思います。そろそろ結果を出さないと、ファンド打ち切りも視野に入ってしまいそうです..。