10/24、東京4R・新馬戦(ダート1600)にて愛馬ローズボウルのデビューが確定しました。ゲート試験に合格しながら、スクミのため夏場を休養に充てたローズボウルでしたが、秋の再始動後は再発も無く、5本もの追切を重ねて初出走に漕ぎつけられたことは何よりの進歩であったと思います。
ここまで来れば、後はレースで現在の力を出し切ってくれれば十分とは思っているのですが、如何しても気になるのは本仔の適性です。「フェデリコテシオ理論」で分析すると、本仔の優先祖先は母オールドパサデナであることから、脚質は母似となると予想しています。この観点からすると、母が5勝を上げた東京ダート1400~1600がデビュー戦に舞台に選ばれたことは、個人的にはウエルカムです。
そして何よりも運が向いたのは「大外枠を引けたこと」です。デビュー戦で最後に枠入り出来ることは大きなメリットですし、出遅れても包まれる心配が無く、「砂を被ってレースにならない」と言った事態も避けられます。あとは、本仔の脚質に芝適性があればスタートで稼いで前目のポジションも取ることが出来るでしょう。但し、母オールドパサデナの脚質は後方からキレる脚で追い込む競馬だったことを考えると、前に行き過ぎることは必ずしも脚質に合致しないかもしれません。
また、鞍上には大野騎手が手配されました。正直なところ上位騎手とは言えませんが、東京のダートは比較的得意としています。また、個人的に大野騎手の騎乗成績は1.3.0.8なので、かなり良好な相性と言えます。
直前追切は10/21に美南Wで行われ、70.6-55.5-40.7-12.8の時計でした。全体で70秒を切って欲しいところですが、外目を走っての時計なので多少は甘く見てあげても良いでしょう。上りで12秒台が出たことは良かったと思います。人気は8~10番手に留まる模様で、その要因は調教の時計にあるものと思われますが、他馬を見渡しても然して調教の目だった馬は見当たりません。ここは人気も無い所で気楽に走ってもらい、掲示板が確保できたなら文句なしです。