11/7、東京1R・未勝利(ダート1600)にローズボウルが中1週で同コースに出走します。
前走のデビュー戦が競馬慣れの問題なのか前半が全く競馬にならず11着に終わったローズボウルですが、ラストは最速で上がって来ており、1つ経験してのここが試金石となるレースです。
前走の前半の問題の1つがスタートで外に逃避したことですが、これについては今回が真逆の内枠に入りましたので、少なくとも外に逃避することは出来ません。怖いのは他馬を怖がってズルズルさがるパターンですが、この辺りは調教で如何にかしてもらうよりありません。
そして、もう1つの問題が砂を被って進んで行かなかったこと。これについては超絶スタートを決めて前に出てしまうのがベストですが、話はそうは簡単ではないですから、今回は「馬混みの中で我慢して競馬が出来るか否か」がレースの課題となると考えられます。この辺り、継続騎乗する大野騎手は前走の課題が判っているはずですので、なんとか前進のみられる競馬をして貰わないと困ります。
ちなみに、キックバックに関しては陣営も慣らす調教をしてきたとのことなので、その成果が出ることに期待したいと思います。
現在のオッズを見ると、上位4頭とその他の人気差が大きく、ローズボウルは6人気の単勝30倍台に落ち着きそうです。今回は成績の求められるレースではありませんから、内容的な前進が見られることに期待します。中段より前で競馬が出来れば、その時に何処までの上りが使えるのかに注目をしたいと思います。