4/3中山1R:ローラーコースターは見所なしの11着

4/3、3か月の休養明けとなるローラーコースターは中山1R・未勝利(ダート1800牝)に出走しましたが、全く見所の無い内容で11着に沈みました。

落胆する以上に「あまりにも情けない状況」ですが、今回のレースは回顧する程の内容も無かったことから、以下では本レースに纏わる問題点を整理してみます。

・そもそもレースの選択が疑問。十分な節が空いていたのに、フルゲート割れのダート戦を選択した。ダートを試すこと自体は否定しないが、ここはまず芝の距離短縮を試す方が合理性があった。ダートを試すのはその後でも続戦が可能。リスク管理の観点から番組を選ぶならば、「順番が明らかに逆」と言う話。

・2歳~3歳に掛けて3ヶ月ものリフレッシュ期間が空いたのに、馬体重が増えていない。師のコメントの額面通り、「良好な状態に仕上げられた」とはとても思えない。

・鞍上の手配能力が疑問。デビュー戦から2戦級の鞍上しか確保されていない。減量騎手を起用するなら、せめて-3kgで乗れる鞍上を確保して欲しかった。もし予定の鞍上に逃げられたのなら、スライドする手もあったのではないか?また、鞍上の選択にクラブからの指示はあったのか?

・一口馬主クラブの中で「3歳馬の勝率最下位」に沈む状況で、同一レースに謎の2頭出し。せめて前週の同番組と使い分けることが出来なかったのか?

・今回の走りを見る限り、馬の適性を見る目が無さ過ぎる。新馬戦でヘグった鞍上の進言(言い訳)に惑わされた?

・厩舎力が足りない。そして、その厩舎にクラブは丸投げ。「何とか勝ち上がらせたい」と言う気概が見えて来ない。時節柄、「モチベーションの低下」を疑いたくなるレベル。

これらは「今回は運が悪かっただけ」と言う結果論ではなくて、人間系の管理能力の問題です。そして、これは厩舎だけの問題ではなくて、クラブのマネージメントを含めた問題でもあります。要するに厩舎もクラブも「成せることを成し切っていない」。

今回はクラブに電話して出資馬の使い方に関して初めて自らの意見を伝えたのですが、軽くスルーされてしまいました。結局のところ、「出資者に与えられた唯一の権利は出資可否の判断のみ」であることを、今更ならがら再認識することになりました..。

ローラーコースターについて今後の予定については明らかにされていませんが、流石にダート適正は無いと判断して芝に戻すことになると思います。そうなると、芝1800でも6月まで節を空ける必要がありますし、距離を短縮するには7月を待つ必要があるかもしれません。何れにしても「勝ち上がりに赤信号が灯った」と考えて間違いないでしょう。

残された手は「可能な限り早期に札幌競馬場に入厩させて、現地で再仕上を実施。全期間北海道に滞在して、開催の頭から出られる番組をとにかく探る」ことしか無いと思います。

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