1.ルヴァンヴェール
美穂TCにて去勢術からの復帰戦に向けての調整が続けられています。8/4、美南坂にて追い切りを実施して53.4-38.0-24.7-12.5(一杯に追う)の時計でした。53.4の全体時計はルヴァンヴェールの時計としては然して速いものではありませんが、ラスト2ハロンで12秒台を維持できた所は評価してあげたいと思います。
一方で、時計に現れない精神面については「調整ピッチを上げても精神面は安定し、普段の扱いでも我の強さをあまり見せなくなっています。」とのことで、去勢による一定の効果は認められている様です。
あとは本番でその効果が表れてくれることを祈るばかりですが、来週の新潟ダート1200にエントリーする方針が示されています。只、心機一転のレースにも関わらず、鞍上の手配が石川Jと言う所に、厩舎の本気度が見えて来ません。どうしても「リップサービスの多い厩舎」の印象が拭えません。
2.アレグロモデラート
7/28に美穂TCに入厩。移動によるトラブルもなく、新しい環境への順応も早かったとのことで、順調に調整を進めることが出来ているとのこと。8/4には早々にゲート試験を受験して、ここでも一発合格を果たしています。武井師のコメントによれば「ゲートの開閉も怖がらずにスムーズですし、出の速さも標準に達しています。」とのことで、なかなか賢くて良い仔の様です。
まだ背腰が緩いために、トップスピードに乗るまでに時間を要している模様ですが、「スピードに乗ってからは素軽い走りをしています。」とのことで、ここからは筋力アップが図れることになりそうです。
今週末と来週に追い切ってから、外厩に出す予定とのことで、まずは追い切りの時計を楽しみにしたいと思います。