1.ローズボウル
9/19、中山3R・1勝クラス(ダート2400)への出走が確定しています。前走の後、約4カ月のリフレッシュを経てのレースですが、この間でシッカリと馬体が作り込まれての復帰戦となります。
9/15、美南Wで最終追い切りが実施され、68.5-53.2-38.7-12.0(馬なり)を計時しています。全体時計は然したるものではありませんが、ラスト1Fは12.0で上がっています。さらに、ゴール板を過ぎても余力を残していたとのことで、追い切りの内容としては十分な手ごたえがあった様です。
林師からは「長く良い脚を使えてスタミナも十分です。今週の競馬に必勝を期して臨みたいと思います。」との強いコメントを頂いており、陣営としても万全の体勢での一戦となりそうです。
2.ルヴァンヴェール
ケイツーSにて放牧中です。現在の運動メニューは坂路で15-15の強目を乗られており、放牧とは言え、緩めずに進められている様です。
牧場スタッフのコメントによれば「体調面や精神面も安定し、至って順調にきています。馬体重は504Kgです。」とのことで、去勢により精神面の安定が出て来きた感触です。また、竹内師からは東京開催での出走に向けて来週の入厩予定が示されています。
3.アレグロモデラート
ノーザンファーム天栄にてデビュー戦に向けての調整が続けられています。現在の運動メニューは週2回の坂路入りを行い、14-13の強目で乗り込まれています。さらに、登坂前には左右両回りのハミ受けの確認が行われ、バランスを崩すことなく坂路を真っ直ぐに上がれているとのこと。
目標レースは天皇賞当日の東京開催で変更なく、馬体重は465Kgと安定しています。
4.ヴァロンダンス
中山開催でのデビューに向けて、美浦TCに帰厩しています。9/16、帰厩後に初めて時計になるところを美南坂で乗って、いきなり54.5-39.4-25.6-12.4(馬なり)の、水準レベルの時計を計時しています。鞍上が丸田Jであったことを割り引いても、僚馬のイワクニ(新馬)を1.4秒追走して0.3秒先着しており、能力を感じされる追いきりになったと思います。
宗像師のコメントに依れば「1本目としては上々です。馬体重は420Kg弱とやや小柄ですが、フットワークも素軽く良い走りをしています。」とのことで、具体的な目標レースを中山最終週の芝1600(牝)とすることが示されました。只、今週の中山の同番組では6頭の除外が発生していることから、目論見通り出走が叶うかは微妙な状況です。
5.ダイヤモンドフジ
9/18、中京5R・新馬戦(芝1200)でのデビューが確定しました。9/15、最終追い切りを栗東坂で実施して、53.2-38.4-25.3-12.7(馬なり)を計時しています。単走でサッと追い切ったとのことですが、十分に水準レベルと言って良い時計が出ていると思います。
最終的に頭数も10頭と手頃になって、紛れの少ないレースが期待されたのですが、問題は接近中の台風の状況です。土曜日の昼頃は愛知は通過している見込みなので、重馬場は覚悟するとして、なんとか雨は上がっていて欲しいと思います。