2/6東京7R:ルヴァンヴェールは追い出しを我慢して3着

2/6、愛馬ルヴァンヴェールが東京7R・1勝クラス(ダート1300)に出走し、3着と久々に馬券に絡む成績を収めることができました。

春の去勢を経て秋競馬から先行策に切り替えたことで競馬が形になってきた本馬ですが、年末年始の中山開催を休養に充てて、得意の東京開催に出走して来ました。馬体重は+4Kg増えて492Kg。恐らくは500Kgを割った位が本馬のベスト体重ではないかと思います。

レースは好スタートからハナを奪う勢いでしたが、展望記事で予想した様に1番と4番の馬が追い出して来た結果、本馬が譲って3番手に収まる格好になりました。この逃げ争いに参加することなく控えたことは、結果的に前が崩れたことも含めて鞍上の好判断だったと思います。そして、番手で砂を被りながらも折り合いが付いて、戦意を失わなかった点こそが、去勢後の本馬の成長を表しているものと考えています。

このまま3番手をキープして4角を回ると、後続が迫まる状況になっても我慢して、ラスト300M地点から追い出しを開始します。直近の2走ではラスト400~500Mからスパートして最後が甘くなりましたので、ここを我慢したことで今走は最後まで脚が保ったと考えています。結果的にレースは先行馬2頭を交わしたものの、後続馬2頭に差されての3着でしたが、これは1年ぶりの3着ですし、1人気のネオトゥルーを抑え切った点は評価できると思います。

一方で、Target-JVの補正タイムを確認すると「95」であり、これは直近の2走から大差がありません。そう言う意味で、本馬の現状の能力は「1勝クラスを勝ち切るには0.5秒程度足りない」と評価されます。只、「安定してこの時計が出て、掲示板にからめていること」こそが本馬の大きな進歩ですし、正直な話、1勝クラスで掲示板を確保し続けて貰えるならば、収支上はこれ以上ない貢献と考えることも出来ます。何せ、本馬は無償の特別提供馬だったワケですから..。

レース後の竹内師のコメントによれば、「今日のメンバー構成から、ゲートを出して行ったのですが、内枠の馬もハナを譲らず外々を廻る競馬になりました。あと1頭分でもインで運べていたらと思うだけに、悔しい結果となりました。」とのことですが、パトロールビデオを見る限り、早々に控えた段階で「外々を回らされた」と言う程のロスはなかったと思います。理想の展開は逃げ馬の斜め後方2番手から競馬をすることだと思いますが、流石にこれは贅沢な要望だと思います。今回の鞍上は菅原Jへの乗り代わりでしたが、パドック解説でも「難しい馬」と評された本馬を上手く導いて、ベストな騎乗をして貰えたと評価しています。

今後は優先出走権を確保したことから、続戦の方向になりますが、竹内師からは中山開催での出走の方針が示されています。個人的には中1週で東京ダート1400を見たいと思うのですが、ここは陣営の判断を信じたいと思います。過去、中山ダート1200では結果の出ていない本馬ですが、何れも後方待機の差し競馬を志向した結果であって、リニューアルした現在の競馬スタイルであれば、また違った結果が得られるかもしれません。

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