GF出資馬の近況 2022/9/1

1.スマラグドス

栗東TCにて調教を続けています。8/25、入厩して早々にゲート試験をクリアした本仔ですが、このままデビューに向けて進めるか否かの判断の意味を含めて、9/1、栗CWで初めての追い切りを実施しました。時計は82.2-67.0-53.1-38.1-24.0-12.1(位置8,稍一杯に追う)を計時し、併せた僚馬に0.2秒先着しています。初めての追い切りとしては十分以上の結果が出たと思います。特に2Fの24.0は出色でしょう。
只、ラップに直すと、15.2-13.9-15.0-14.1-11.9-12.1と前半にバラツキが見られます。これが初めての追い切りで集中力を欠いた結果なのか、今後を見守りたいと思います。

西園師のコメントに依れば「初めての追い切りとしては上々の内容ですし、動きもすごく良かったと思います。それほど大柄なタイプでは無いので、あと2本ほど追った段階で目処も立てられそうな感触です。」とのこと。今回の追い切りで師の期待値も上がった模様で、デビュー戦の選定も慎重に行って貰えることになりました。

2.ダイヤモンドフジ

9/3の小倉・未勝利(芝1200)への出走が確定しています。最後の最後の未勝利戦であり、内容よりも結果が求められる一戦です。流石に最後の未勝利戦だけあって、権利持ちが本馬を含めて10頭も出走して来ました。只、その分だけ使い詰めで来ている馬も多く、連闘が3頭、中1週が本馬を含めて5頭と言う状況です。もっとも、本馬は前走前に7週間の休養を入れていますので、一つ叩いたここがベストコンディションになるとも考えられます。

相手関係をTarget-JVの補正タイムで評価すると、本馬より上の指数を持つのはジョーリベリカの1頭のみですが、この馬は3連闘で出て来ており、流石にお釣りは無いのではと思います。そう言う意味で、ダイヤモンドフジが勝ち負けを狙える、上位の一角であることは疑いありません。恐らくは一発勝負の賭けに出て来る馬もいると思いますが、奇を衒うことなく、自分の時計を出し切ることが出来れば、勝ち負けには持ち込める筈です。

3.ルヴァンヴェール

昇級戦となる9/10の中京・2勝クラス(ダート1200)への出走に向けて、美浦TCで調整を続けています。8/31、美南Wにて単走で追い切りを実施して、67.7-51.6-37.3-12.1(直線強めに追う)を計時しています。2週続けてのウッドコースでの追い切りになりましたが、今週も前半の抑えの効いた綺麗なラップを刻んでいます。

竹内師のコメントに依れば「先週に引き続きコース入りし、環境に慣れたことでハミの取り方が良くなってきました。追い切りを重ねる毎に息も良化し、順調に仕上がっています。」とのこと。尚、当日の鞍上には菅原明良Jが確保されています。同コースでも1度、本馬への騎乗経験があり、3着と好走しています。手の合った鞍上を迎えて、昇級戦でも戦えるところを見せて欲しいと思います。

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