GF出資馬の近況 2022/9/22

1.ローズボウル

長期休養を明け、美浦TCにて本格的な調教が開始されています。目標レースは10/10の昇仙峡特別(東京・ダート2100・ハンデ)とする方針が示されており、9/22には美南Wで2本目の追い切りが行われています。時計は70.7-54.4-38.8-12.4(強めに追う)で、新馬の僚馬にも遅れを取っており、休みボケが相当酷そうな印象です。

ちょっと心配になるレベルですが、林師のコメントからは「調教で動かなくても、実戦で変わるタイプの馬なので心配はしていません。」とのことで、然して意に介してはいない模様です。権利取りが重要は競争条件では無いことから、「先ずは1つ叩く」程度に考えておられるのかもしれません。

2.スマラグドス

9/25の中山・新馬(芝2000)への出走が確定しています。9/22、栗東坂にて当日も手綱をとる松山Jを背に最終追切を実施して、56.8-41.1-26.4-13.0(一杯に追う)を計時しています。騎手を背に一杯に追っての時計としては不安になるレベルですが、西園師のコメントによれば「先週と先々週に速い時計の追い切りを消化していますし中山までの輸送も考慮して、本日はオーバーワークにだけ気を付けて馬なりでサッと登坂しています。」とのことで、トラックマンの見立てとは異なっています。

先週時点で直前追切は微調整に留める旨のコメントのあったことと、今回の時計が流石に遅すぎることから、ここはトラックマンの目視の間違いであって、陣営のコメントが正しいものと判断が出来ます。むしろ、今日の追切情報で人気が下がってくれれば、マークが軽くなる分だけ競馬がし易くなるかもしれません。西園師からは「今日は坂路馬なりの調整でしたが、ジョッキーも良い感触だったようですし楽しみにしています。」のポジティブなコメントもされており、ここは期待してレースを待ちたいと思います。

3.ジュエルアズギフト

チャンピオンヒルズにて調教を続けています。既にチャンピオンヒルズの坂路を13秒台でもシッカリと動けており、今月中旬にも入厩が予定されていましたが、熱発のためリスケになってしまいました。幸い拗らせることもなく、現在は落ち着きを取り戻しており、今週から15-15も再開できているとのこと。このまま順調に進められれば、10月初には改めて移動が可能になる模様です。

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