YGG出資馬の近況 2023/1/11:ラインオブフェイト、ドライスタウト、トレブランシュ、レーヌドゥール、キングスミールの21
1.ラインオブフェイト
セグチレーシングSにて放牧が続けられて来ましたが、1/14の検疫で美浦TCに帰厩する予定が示されました。具体的な目標レースは示されていませんが、「状態を見ながら東京開催か阪神開催に向けて進めて行きます。」とのこと。
これまでの戦績から距離は1200~1400を想定していると考えれば、目標は2/5の銀蹄S(東京ダート1400)か、2/18の播磨S(阪神ダート1400・ハンデ)に絞られます。トラック適性は左回りで序盤のペースが緩む東京ダート1400の方が高いのですが、播磨Sはハンデ戦である点に魅力があります。恐らく、本線は銀蹄Sだと思いますが、鞍上の確保を含めてベストな選択をして欲しいと思います。
2.ドライスタウト
1/7、フェブラリーSへの出走権を固めるため、根岸Sを回避して、すばるSに出走をしましたが、結果は2着に敗れ、収得賞金の加算は出来ませんでした。これにより、フェブラリーSへの出走は他馬の動向に依る流動的な状況となりました。
これに対し、陣営からは「出走が微妙なラインではありますが、フェブラリーステークスに向けて調整して行きます。」の方針が示されており、10日程度の短期放牧を経て、レースに向けての調整に入る予定です。1/11、チャンピオンヒルズへの移動を完了。
3.トレブランシュ
未勝利戦を勝ち抜けた後、馬体の成長を促すための放牧が続けられて来ましたが、1/5、美浦TCへの帰厩が完了しています。帰厩して1週間、追い切りが行われた形跡が無かったことから、状態に不安を感じていたのですが、1/11、稲垣師から「入厩後も問題は出ていない」旨のコメントが出されています。週末にかけて追い切りを実施する予定とのことで、時計に注目したいと思います。
4.レーヌドゥール
11月に発生した跛行からの回復が長引いており、長期間の舎飼いが続けられて来ましたが、1/5、漸く曳き運動が開始されました。まだ10分程度の運動ですが、これで問題が出なければ、マシン運動に移行する予定とのこと。
このまま順調に回復が出来たとしても、長期間の休養から馬体を戻すまでに同等の時間が掛かることを考えると、早くてもデビューは春を待つことになりそうです。状況を考えれば、今の内から地方に転出してしまった方が、維持コストを含めて良い様な気がするのですが..。
5.キングスミールの21
チャンピオンヒルズにて育成が続けられています。年末年始も特に変わらず運動が続けられていた模様で、現在のメニューは周回2000Mと坂路1本を17-18ペースで登っています。現在の馬体重は474Kgで、着実に厚みが出て来た印象です。