DMM出資馬の近況 2023/7/29：グランデスフィーダ、ミスティックロア、シンハナーダ、スマイルコレクター
１．グランデスフィーダ
チャンピオンヒルズにて調整が続けられていましたが、7/29、栗東TCに帰厩をしています。池江師のコメントに依れば、来週の追い切りで速目を乗ってみて、具体的なレースを決める予定とのこと。
チャンピオンヒルズ在籍時も、「夏バテの心配が全く無い」「状態はかなり上向き」と言った情報が出ていましたので、この酷暑が相対的に他馬よりも有利に寄与するのかもしれません。
２．ミスティックロア
8/6のレパードＳへの出走を目標に栗東TCにて調整が続けられています。7/26には栗CWで追い切りを行い、93.6 78.0 64.3 50.7 37.3 12.4 （位置６，一杯に追う）の猛時計を記録しています。３勝馬ホウオウフウジンに引っ張ってもらう形で前半から飛ばして行って、ラストも12秒台前半で纏めたことは本馬の高い能力を示しています。
見方を変えると「前半から流れないと引っ掛かってしまう」と言うことですが、今回のレースに限れば、引っ掛かる位ならば最初から行ってしまい、そのままねじ伏せてしまえば良いと思いますし、それが出来る馬だと思います。
問題は除外含みなことで、Ｂプランの苗場特別まで除外の場合は、翌週の小倉・RKB賞に向かうとのこと。また、何れの場合も鞍上には川田Ｊが確保されており、騎手サイドの評価の高さが伺われてありがたいです。
３．シンハナーダ
ノーザンＦ天栄にて調整中です。骨瘤が予想よりも大きく出てしまったため、装蹄を工夫して患部に掛かる負荷の軽減を図っているとのこと。具体的には、両前共に、内側に圧が掛からない様に、少し外に衝撃を逃がす様な蹄鉄に変えた様です。
現状は飼葉の喰いも落ちているとのことで、一旦は完全リフレッシュさせた方が仔馬の為になりそうです。
４．スマイルコレクター
美浦TCに入厩し、ゲート試験に向けて調整が行われていましたが、7/26、１回目の試験を受験して残念ながら不合格となりました。駐立～発馬までは問題が無かった様ですが、ダッシュが付かずに合格が貰えなかったとのこと。
この結果を受けて、翌日もゲート試験を受験しましたが、今回は２頭併せる形で行い、ハミも換えて臨んだ結果、ダッシュも付いて無事に合格を果たせたとのこと。この辺りの手腕は正に厩舎力と言えるものだと思います。
今後の予定については、一旦山元TCに放牧に出して調整を行う予定ですが、斎藤師の見立てでは「気性的な問題では無く、銜受に敏感であることで頭を上げる面がる」との判断から、先ずはハミの工夫を山元TCと連携して行うことになる様です。