DMM出資馬の近況 2023/9/14:グランベルナデット、グランデスフィーダ、ミスティックロア、ファイナルドリーム2022、ウァラネージュ2022
1.グランベルナデット
先週、紫苑Sにて復帰戦に臨みましたが、10着に大敗。敗因は明確ではありませんが、根本は事前の仕上げで臨んだことに原因があると、陣営は考えている様です。レース後の馬体については慎重に確認が行われていますが、大きな疲れや脚元の異常は無く、「このまま進めて行けそう」との判断が下されました。
大竹師からは「もともと秋華賞を視野に入れて調整してきたこともあり、今回はレース後のダメージが少なく問題なく乗り出すことができました。秋華賞に向けて進めていきます。」のコメントがされています。なお、出走権については賞金的にギリギリですが、恐らく出走可能と判断されている様です。一方で、鞍上についてはローズSの結果に応じて、乗り替わりが発生するかもしれません。
2.グランデスフィーダ
前走から短期放牧で帰厩したグランデスフィーダですが、追い切りも順調に消化しています。9/13には2歳馬×2頭との3頭併せを栗CWで実施して、83.2 68.1 53.3 37.8 11.8(位置9,馬なり)を計時しています。然して時計的には目立ちませんが、格下馬に胸を貸した追い切りなので、時計を気にする必要な無さそうです。むしろ、「後ろから突っつかれると更に伸びようとした」のコメントもあり、状態は非常に良さそうです。予定通り、9/30の阪神・ダート1400に向かう予定。
3.ミスティックロア
チャンピオンヒルズにて放牧中です。レパードSでテンパってしまったテンションも漸く落ち着いて、乗り運動が再開されています。一方で、チャンピオンヒルズ在籍時と、トレセン在厩時で馬のテンションが相当違っていることから、チャンピオンヒルズでも少し追い込んだ感じで調教を進めるとのこと。次走の予定は白紙ですので、今回は時間を掛けて気性面の改善に取り組まれる模様です。
4.ファイナルドリーム2022
ファンタストクラブ・木村牧場に移動して馴致が開始されています。現在の馬体重は424kgで、生産牧場の頃と比較して20kg以上の体重が落ちています。落ち着けばまた、馬体重も増加に転じる筈ですので、先ずはジックリと見守りたいと思います。
5.ウァラネージュ2022
ファンタクラブ・木村牧場に移動して、馴致を開始しています。現在の馬体重は404kgとのことで、今回の輸送でも馬体重を落としています。牧場スタッフからは「短所をなくすために喧嘩するより長所を伸ばして成長させていきたいと考えています。」の旨のコメントが出されています。