2018年度グリーンファーム募集馬の検討(関西編)

少々間が空いてしまいましたが、前回の関東編に続いて、2018年度グリーンファーム募集馬検討の関西編を公開したいと思います。なお、関東編と同様、各仔馬の基本的なスペックについては、この辺りで語っていますので、本検討では厩舎、馬体、測尺、価格などの情報を中心に考えたところをメモしておきます。

【注意】
・あくまでも個人的な見解です。
・簡単に考えを変えることがあります。
・相馬眼はありません。特に歩様の良し悪しは分かりません。
・馬に優しく厩舎には厳しいです。


8.バルドウィナの2017

誰が何と言おうと、本仔が2018年度グリーンファーム募集馬の中で筆頭の注目馬です。桜花賞馬ジュエラーの全妹で、血統背景的には頭2つ抜けた存在です。また、注目の厩舎はコメント欄で情報を頂いていたとおり、ジュエラーを管理した藤岡厩舎に決定しました。厩舎リーディング20位前後をキープし続けており、実績的には文句の付け所はありません。
ところで、これだけの良血馬がグリーンファームから募集されると、如何しても何かワケありではないかと裏事情を勘繰りたくなる所ですが、測尺の情報を見たところで要因は馬格にあったと見て間違いなさそうです。8月下旬の体重が430Kgで、管囲が19.3cmで下限ラインですが、1月生まれと言うのが懸念材料です。一口馬主DBの馬体重成長シミュレーションによるデビュー時の予測体重は438Kgとなりました。ここから下振れする様だと競馬の使い方が難しくなってしまいます。
カタログの駐立写真をみるとかなり幼く、冬毛も出ていて全く冴えない印象ですが、動画を見ると多少は成長は感じさせます。..とは言え、前駆もトモも筋肉量が寂しく、皮膚病なのか毛艶もイマイチ冴えません。特に腰高でもなく、ここから何処まで成長できるのか不安な感じも否めません。一方で、スタイル的なところは背中が短く、緩い曲飛で比較的好みと言えます。歩様は良く分かりませんが、柔らかく動けている印象は受けました。
こうなると成長具合を見極めてから出資を判断したいところですが、即満口になることは疑いなく、様子見することは出来ないと思います。スペック的にピカピカで当初から注目していた仔馬でしたが、即決するにはリスクが大きく、関西所属になったことも加えて、自分としては出資候補から外すことにしました。

9.デビルズコーナーの2017

ノーザンファーム生産馬3頭の中の1頭です。その他の2頭が安価な募集であるのに対し、本仔のみ1800万円の比較して高い値付けがされています。そして、その価格の裏付けは、馬体の出来にあると思われます。8月下旬の体重は504Kgと、既に大台を超えており、管囲も20.4cmあって骨量は十分です。一口馬主DBのシミュレーションによれば、デビュー時の体重は520Kgと出ており、ここで止まればベストですが、これより増えてしまう様だとスピード不足の恐れが出ると同時に故障の確率も上がって来るので注意が必要です。
駐立写真をみると、筋肉が張り出して来ているのが判ります。父はリアルインパクトですが、胴長短足の体型をしていることから、短距離で活躍した母親の影響の方が強く出ている印象です。明らかな直飛はスタートダッシュに適していると考えられ、適正は短距離とみて間違いないと思います。その点で厩舎が短距離馬の育成で定評のある西園厩舎になったことは心強いものがあります。只、背中が長目である点と、微妙に斜尻傾向な点と、短距離志向にしては前駆よりトモが優っている点は注意しておきたいところです。
一方で、本仔の最大の懸念材料は兄姉が全く走っていないことにあります。流石にこれだけ結果が出ていないのは、出資を躊躇させるレベルですが、仔馬の出来は明らかに良く見えますので、勝負に行く手もありそうです。毎度語っている様に、グリーンファームの募集馬には何らかの不安要素があるのが普通であり、本仔の場合は兄姉の成績不振がそれに当ると考えられます。従って、ここに目を潰れるか否かが本仔に出資するか留まるかの分かれ目と言えそうです。
Youtubeの再生回数をチェックすると本仔が現時点のNo1であり、注目度が高いことは疑いありません。恐らく様子見は難しいと考えられ、確実な出資を希望するなら早期の応募が安全かもしれません。

10.デフィニットの2017

クラブ所属で京王杯2歳S(GⅡ)に優勝したボールライトニングの半弟で、母デフィニットの最後の産駒となります。父はキズナに変わりました。募集価格は1800万円で、これは昨年募集された半兄ライクトゥシャインと同額です。8月下旬の体重は431Kgで、ライクトゥシャインよりも一回り大きく出た様です。一口馬主DBのシミュレーションによると、デビュー時の体重は494Kgとなりました。
駐立写真を見ると、前後にバランス良く筋肉が付いています。背中は短く、脚はやや長めで、ライクトゥシャインもそうなのですが、この兄弟は個人的に好みのスタイルをしています。緩い曲飛はキレ味のある脚を生み出してくれそうで、芝のマイル~中距離で活躍してくれる予感がします。只、微妙に斜尻気味に見えないこともない点は気に留めておきたいと思います。なお、動画の動きは若干硬い様な気もしますが、歩様の判らない自分的には特に気にするレベルではありません。
厩舎はこの兄姉を続けて管理されている宮本厩舎に決まりました。本仔への出資を考えていた自分としては、関西所属に決まってしまったことは残念でなりませんが、実績のある宮本厩舎に決まったことは既定路線だったと思います。
一方で、懸念材料を上げるとすれば、キズナの種牡馬能力が不明な点と高齢出産になると思います。高齢出産に関しては、産駒の姿と尺を見る限り、懸念は杞憂である様に思います。一方で、キズナの種牡馬能力については、来年まで判りませんので、これも心配しても仕方の無い話です。只、キズナの種付料は産駒デビュー前から上昇していますので、馬産地の評価が高いことは間違いありません。先行応募期間にはギリギリ満口にはならないと予想しますが、出資を希望する方は一応ケアしておいた方が良いと思います。
なお、育成先牧場がノーザンファームなのか他の牧場に託されるのか、ここは要注目ポイントです。おそらくノーザンファームであろうと予想しますが、出資される方は事前にクラブに問い合わせした方が無難です。もしノーザンファーム育成にならない様でしたら、評価は1段下げる必要があります。

11.オンシジュームの2017

新種牡馬として期待の大きいエピファネイアの産駒です。今年、グリーンファームからは2頭が募集され、その内の1頭が本仔になります。8月下旬の体重は432Kgで、一口馬主DBのシミュレーションによれば、デビュー時の馬体重は450Kgとなりました。出来ればもう少し増えてくれると良いのですが、牝馬ですのでこんなものかもしれません。反対に、管囲の19cmは警戒レベルであることから、むしろ体重は増えすぎない方が故障の面では安心です。
駐立写真をみると、背中がやや長目で、トモの幅が狭く見える点が気になります。また直飛傾向なので、キレる脚を期待するよりはダート路線かもしれません。動画を見ても、微妙に動きの硬さを感じるので、芝馬っぽくは無い気がします。
預託厩舎は高橋康之厩舎で、過去にグリーンファームからの預託馬はいない様です。開業6年目ですが、過去にリーディング100以内に入っていない点は懸念すべき材料です。但し、馬房あたりの頭数が平均より少なく、出走数も平均を上回ることから、数は使って貰えそうです。
単純にもう1頭のエピファネイア産駒であるカクテルの2017と比べると、こちらは牝馬にも関わらず価格が高く、相対的に割高感が否めません。一方で、写真や動画にも目を見張る部分が見つけ難く、薬指が動きません。何れにしても、本仔もカクテルの2017も、即満口にはならないと予想しますので、エピファネイア産駒に出資したい場合でも、ここは焦らずに今後の育成状況を見極めるのが正解だと思います。

12.ジャドールの2017

クロフネ産駒の牡馬で、今年度募集馬で唯一の芦毛馬です。カタログ写真はまだまだ黒いですが、ここから白く変わってゆくことでしょう。血統的には”クロフネ+Dupyty Minister”の鉄板配合であり、これはセールスポイントになります。
8月下旬の体重は459Kgあり、一口馬主DBのシミュレーションによれば、デビュー時の予想体重は502Kgとなりました。ダート馬であったとしても、これだけの体重があれば必要十分でしょう。管囲も20.1cmあって骨量も十分です。
一方で、本仔のYoutube再生回数はデビルズコーナーに次いで高いのですが、これは人気の高さの他に、正面から右前膝を見た時に微妙にオフセットして見えると言う噂を確認するために再数回数が伸びている可能性があります。ちなみに、自分が静止画を見た限りはそれほど極端なズレには見えず、然して気にはなりませんでした。むしろトモの幅が狭く、微妙に斜尻気味に見える方が気になりました。実が入ってくるまで少々時間が掛かるかもしれません。自分的にはオフセットの噂も含めて、出来れば育成状況を見極めてから出資を判断したい仔馬だと思うのですが、芦毛フェチ層からの支持もあって、人気化する気配も感じます。
最後に預託先ですが、吉村厩舎に決まっています。開業7年目の厩舎で、過去グリーンファームからの預託馬はありません。マネージメントの詳細は判りませんが、成績はリーディング50位を挟んで前後しており、一定ラインの成績は収めています。

13.ムニラーの2017

グリーンファームでは初めてのスクリーンヒーロー産駒です。Roberto系であるスクリーンヒーローの産駒は牡馬に活躍馬が偏重していることから、牡馬に出た本仔はそれだけで評価が上がります。一方で、募集価格が1600万円と破格とも言える金額だったことから、ワケありだろうと想像していましたが、カタログ写真の幼い姿からディスカウントの要因はこれだろうと判断しました。しかし、発表された体重と側尺値を見てみると、カタログ写真程の小ささは読み取れません。8月下旬の体重は434Kgあり、一口馬主DBのシミュレーションによれば、デビュー時の予想馬体重は498Kgになりました。馬格が小さいが故にグリーンファームからの募集が決定した後に、急速に成長が進んだと言うことかもしれません。
一方で動画の方を見てみると、それでも馬体の寂しさは隠せません。前後共に筋肉の付き方は甘いですし、斜尻傾向も気になります。緩さが抜けるまでに時間を要するパターンの様な気もします。胴長短足で直飛傾向であることから、トラック適性はダートの短距離かと思いますが、それには前駆の筋肉がまだまだ不足していいます。
預託先厩舎は開業2年目の武英知厩舎で、グリーンファームからは2年連続の預託になりました。実績はこれからなので、厩舎力は未知の領域です。一応、リスク材料にはカウントされます。
以上の通り、取捨の判断が難しく、ある意味でグリーンファームならではの募集馬です。格安なのは間違いありませんが、馬体を見る限りリスク要素も満載です。スクリーンヒーローの牡馬で1600万円の募集は、メチャメチャ魅力的なオファーだと思いますが、馬体を見る限り出資を即決するのは流石に怖く、成長を見守りたい仔馬だと思います。

14.ジュエルオブナイルの2017

クラブ所属で小倉2歳S(GⅢ)に優勝したジュエルオブナイルの3番仔です、上2頭に続いてグリーンファームからの募集となりました。初仔だったゴールドケープ(父ワークフォース)は桜花賞出走を果たすなど、クラッシック戦線で活躍し、ノベリストを父に迎えた半兄スターオブザナイルは、昨年募集の一番人気となりました。これに対して、3番仔の本仔は父が不人気なタートルボウルに代わり、牝馬であることも割り引かれたのか、価格は1600万円に抑えられています。只、個人的に本仔は兄姉よりも血統的に優っていると思いますので、この価格設定はなかなか魅力的に映ります。
8月下旬の体重は415Kgと軽目ですが、一口馬主DBのシミュレーション結果では、デビュー時の予想体重は442Kgとなりましたので、過度な懸念は不要のようです。むしろ、管囲が20.0cmありますので、骨量の心配がないのは安心材料です。
一方で駐立姿勢を見ると、まだ筋肉量が少なくトモの幅も狭いところが気になります。胴長短足傾向なので距離は短い方に適性があり、繋ぎの角度と柔らかくリズミカルな動きは芝適性を感じさせます。但し、タートルボウル産駒はダートでも結果が出ていますので、最終的に如何なるかは成長を見守りたいところです。
預託先は荒川厩舎が鉄板と予想していたのに対し、開業2年目の杉山厩舎に決まりました。グリーンファームからは初の預託馬となります。開業年数が浅く厩舎力は未知数ですが、2年目から18勝を上げていて、今年はそれを上回るペースであることを評価すると、実力値はなかなか高いかもしれません。本仔も関西所属となってしまったため自分の出資候補からは外れてしまいましたが、総合的に好印象を受けています。

15.カクテルの2017

クラブ所属で文字通り無事是名馬の活躍をしたマウントフジの半弟で、父は新種牡馬のエピファネイアになります。エピファネイア産駒は今年2頭が募集されていますが、その内の1頭が本仔です。8月下旬の体重は468Kgで、一口馬主DBのシミュレーション結果では、デビュー時の予想体重が500Kgになりました。大型になる予想ですが管囲も20cmありますので、特に不安はないでしょう。
駐立写真をみると、若干短足気味ですが、バランスよく筋肉が付いていますし、ハッキリした曲飛傾向であることからトラック適性は芝のマイル辺りにありそうな気がします。あとは飛節がシッカリと伸びる様になれば、切れ味のある末脚につながると思いますが、今回の動画ではその辺りが硬い様にも見えますので、今後の育成状況を見守りたいところです。
預託先は関東になることを期待していたのですが、栗東の牧浦厩舎となりました、グリーンファームから牧浦厩舎への委託は今年で3年連続になります。昨年は年間29勝を上げて一気にリーディング上位に顔を出しましたし、グリーンファーム所属馬も2歳のファストアズエバーが早々に勝ち上がり、3歳のシップフォックィーンも後一歩の所まで来ています。非社台系の安価な仔馬を預かってのこの成績は、グリーンファームとの相性の良さを感じさせます。ちなみに気になるのは育成先牧場で、シップフォクィーンは吉澤ファーム、ファストアズエバーは坂東牧場でした。恐らく本仔はラヴアズギフトの2017と一緒に坂東牧場に任されると予想していますが、気になる方はクラブに問い合わせるのが良いでしょう。
エピファネイアの種牡馬能力は未知数ですが、同産駒のオンシジュームの2017と比べると本仔は牡馬の上に価格が安く、馬体の作りも本仔の方が自分的には好みです。事前検討の最終段階では本仔を最有力の出資候補と考えていましたので、関西所属となってしまったことは本当に残念でなりません。

16.ラヴアズギフトの2017

現2歳で早々に勝ち上がりを決めた、ファストアズエバーの全妹です。姉が芦毛だったのに対し本仔は鹿毛で、大きさも一回り本仔の方が大きい様です。8月下旬の体重は455Kgで、管囲は20.0cmあります。一口馬主DBのシミュレーションによると、デビュー時の体重は482Kgと予想されました。牝馬でこれだけの馬格があるのは、頼もしい限りです。
駐立写真をみると、前後ともに筋肉の発達がみられますが、ハッキリとした腰高ですので、ここから更に大きくなってくると思われます。明らかに胴長短足で直飛ですから、距離適性は短距離で、繋ぎの角度からダートよりも芝向きの様に思います。要は姉のファストアズエバーと同じ傾向と予想します。
預託先も姉と同じく牧浦厩舎に託されましたので、扱いが判っていると言う点では安心材料になると思います。気になる育成牧場もファストアズエバーが結果を出したことから、継続して坂東牧場になるのではないでしょうか。
最後に気になるのは気性面で、姉のファストアズエバーは能力の違いで早々に未勝利を勝ち上がりましたが、レース中の気性の荒さは先々の不安を感じさせます。疳性の強さが競争能力に結びつく部分はありますが、行き過ぎはマイナスになりますので、本仔の気性がどの程度のものなのか、今後の育成コメントから見極めたいところです。

17.トロピカルブラッサムの2017

実は、今現在で最も気になっているのがこの仔馬です。

スターリーパレードに続いて、2年連続でノーザンファーム生産のトーセンホマレボシ産駒が募集されてきました。預託先厩舎もスターリーパレードと同じ西村厩舎となります。但し、スターリーパレードは恵体の牡馬にも関わらず、安価な募集価格から人気になりましたが、本仔は牝馬で姿形の印象は大分と異なります。
まず、8月下旬の体重は413Kgで、管囲も18.8cmと数字的には小さいですが、これは5月後半の生まれに因るもので、一口馬主DBのシミュレーションによれば、デビュー時の体重は470Kgまで成長すると予想されました。
駐立写真を見ると一見して長い脚が目につきます。413Kgの体重ながら、駐立写真では体を大きく見せており、決して小ささを感じさせません。実が入るのはこれからだと思いますが、現時点でもバランス良く筋肉が見えており、長い脚と緩い曲飛は中距離でキレる脚を見せてくれそうな予感がします。また、距離を保たせるためには気性の安定が必要ですが、本仔は明かな羊頭をしており、素直な賢さを感じさせます。
ノーザンファーム生産の安価な牝馬で、母が高齢出産。父父がディープインパクトで、脚が長く中距離適性。ここまでの条件を並べてみると、全てフォーチュンリングと符合しています。現在のフォーチュンリングは勝ち上がりギリギリの状況に置かれていますが、能力の高さは疑いなく、本仔もそれに倣ってくれるのであれば、出資してみたい気持ちが強くなります。
Youtubeの再生回数をみる限り全くと言って人気はなく、余裕で様子見が可能と想定しますが、ノーザンファーム育成で厩舎も西村厩舎とくれば、期待感は大きいと思います。条件的に悪い所が見当たらず、関西馬ながら安価ですので、成長次第では「関東縛りのマイルールを破ってでも出資したい」と思わせる仔馬です。

18.マウントフジの2017

グリーンファームに所属していたマウントフジの2番仔です。初仔も昨年の募集に掛かりましたが、故障により中止となっており、実質本仔が産駒初の競走馬となります。ちなみに今年募集のカクテルの2017は本仔と叔父-姪の関係になります。
8月下旬の体重は447Kg、管囲は19.5cmで、一口馬主DBのシミュレーションによると、デビュー時の予想体重は460Kgになりました。牝馬としては丁度良い感じのサイズでしょう。
駐立写真をみると、微妙に短足気味で直飛が目立ちます。胸囲が既に180cmある点からも前駆の発達が分り、ダートの短距離適性を感じさせます。只、微妙に背中が長いところは少々気になります。預託先厩舎は母マウントフジを管理された宮本厩舎で、これは既定路線でしょう。グリーンファームとの関係も深く、安心して任せられるところです。
父がケイムホームなので血統的な魅力は薄く、華やかさもありませんが、産駒には早熟なダート馬が目立ちますので、800万円の募集価格ならば高コストパフォーマンスな仔馬になる可能性があります。母の様に500万条件で入着を繰り返し、馬主孝行な競走馬となることが期待されます。なお、本仔は今年の募集馬で唯一の左後一白です。

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コメント

  1. ダーティーホワイト より:

    mackyさま
    こんばんは。

    私も昨日に募集馬の投函を終えました。
    募集馬の検討(関西編)は答え合わせのような感じで読ませていただきました。

    今回の関西馬のラインナップは、出資馬を絞るにあたり、私はかなり苦労しました。
    (mackyさんには、申し訳ないのですが、嬉しい悲鳴でした)

    そのため投函直前まで悩んだあげく、満口馬はさけようとクラブに連絡してみました。
    その中の話で、昨日の段階では満口馬は出ていないようでした。
    ただ人気が集中し満口になりそうなのは、関東馬ではリボントリコロール、関西馬ではバルドウィナだろうという話が出ました。
    その他では今回の募集馬は人気が拡散しているよう伺いました。

    エイシンバンバについては、昨日到着分で満口になるようでしたので、私は〇印は入れていません。

    そして答え合わせですが、パンフレットが来る前に私が出資したかった馬は、バルドウィナ、デフィニット、ジュエルオブナイルでした。
    結果はその馬たちはすべて見送ることにしました。

    バルドウィナに関しては、あまりにも毛艶が悪すぎるし、馬格もなく、色メガネで見ても私の食指は動きませんでした。
    デフィニットですが、これは単にライクトゥシャインとの比較で馬体重の割に馬が小さく見えてしまうことでした。この馬に出資するよりはライクトゥシャインに出資する方がいいと感じ見送りました。
    ジュエルオブナイルですが、馬格はないもののバランスも良く、最後まで悩みました。
    要は見送った馬よりも私にとって魅力的な馬がいたということです。

    出資した馬は、デビルズコーナーとジャドールです。
    デビルズコーナーは父リアルインパクトにも興味もなく出資対象外でした。動画を見てしまうと私にとってはNO.1ホースに映ってしまい、ノーザンの生産馬でもあり、アンデスクイーンでお世話になっている西園師ならと出資を決断しました。

    ジャドールも初めはノーマークでしたが、パンフレットに芦毛の文字を確認してからは、無条件に出資することを決断しました。
    理由はただ一つ黒い芦毛だからです。私にとってはメジロマックイーンを思い出しこの子に賭けようと思いました。
    一口馬主で黒い芦毛に出会えることは稀であること。オカルト的には黒い芦毛は走る。
    そんな安易な思いで出資してしまいました。

    • macKy より:

      ダーティホワイトさま、

      出資馬の選択とその理由の説明ありがとうございます。他の方の考え方というのは、本当に参考になります。また、嬉しい悲鳴があがるほど選択肢があったと言うのは本当に羨ましい限りです。自分の選択結果については今晩にでも書こうと思っていますが、殆ど悩むことなく消去法で決まりましたから..。

      さて、バルドウィナについては見送り決定ですか。私もダーティホワイトさんも、年間2~3頭に絞ると言うルールを課している中で、バルドウィナは流石に怖すぎますよね。
      デフィニットの17は、改めてライクトゥシャインと募集写真を見比べてみたのですが、流石は兄弟よく似ていて、個人的にはどちらも好みです。ついでにボールライトニングも見ましたが、こちらは若干短足気味ですね。個人的にはどの子が関東から募集されても出資対象になったのですが..。
      ジュエルオブナイルの17は今後の成長に期待ですが、血統背景とスタイルが評価できる上に、柔らかい動きに圧倒的に惹かれました。この仔が関東募集なら有力な様子見対象です。

      そして、最終結論がデビルズコーナーとジャドールと言うことは、2頭共に牡馬じゃないですかぁ? あと1頭、追加で牝馬とか考えてませんか?(汗)

      デビルズコーナーは兄姉が全滅している以外の懸念材料が見当たりませんでしたので、そろそろアタリが出る頃とポジティブに考えるならば、出資される判断は分かります。ノーザン+西園厩舎はアンデスと同じですしね。(まぁ間にエンペラーズベストと言う例もあるのですが..。)

      ジャドールを「黒い芦毛」と言うオカルト的な観点から出資を判断されたと言うのも、面白いと思いました。最近ではエイシンヒカリを思い出します。自分も芦毛馬は好きなので、一度出資をしたいと思うのですが、なかなか関東馬で眼鏡に適う仔馬が現れてくれません。ちなみに、小学生の頃に好きだった馬はホワイトフォンテンでした。今思うと子供の嗜好としては変わってたかも..。

      最後に、今年の応募傾向は分散していて、即満口になりそうなのはバルドウィナとリボントリコロールなんですね。..と言うことは自分の応募は無難に確定してくれそうです。取り敢えず良かったです。

  2. オニキス より:

    マッキーさんは見学ツアーに行かれますか??

    • macKy より:

      オニキスさま、

      馬に触れ合うのが好きですので、見学ツアーにも一度行きたいと思っているのですが、今年も行くことが出来ません。

      昨年はエアーのチケットまで押さえたのですが、残念ながら所用で取り止めることになりました。今年は関東馬の募集が少ないことにキレて、「見学する意味も無し」と言うことで見送っています。もっとも、見学会の当日はフォーチュンリングのスーパー未勝利出走と被る可能性が出てきましたので、結果的に申し込まずに良かった様です。